Travel Gallery 旅の記録

November 2019, Photo memory in Berlin and Prague

November 2019, Berlin

2019年11月、ベルリン市内にあるディートリッヒ・ボンヘッファーにゆかりのある場所を4カ所巡りました。ドイツの歴史、そして全世界の歴史にとって、良心の人であったの軌跡を訪れました。私が観たのはごく一部でしかありませんが、写真で紹介したいと思います。

Berlin Zion Kirche ベルリン・シオン教会
Deutschland Widerstand Museum ドイツ抵抗記念館

1944年7月20日に実行されたヒトラー暗殺計画。シュタウフェンベルク大佐らが殺された場所。今はヒトラーに抵抗した軍人、政治家、宗教者たちを記念するための施設となっている。豊富な資料や展示がなされている。

テロの地形 旧ゲシュタポ本部跡地 Topography of Terror, Ruin of Geschtapo

30 Years Anniversary of Berlin and Prague, ベルリンとプラハの30年記念日

1989年11月9日のベルリンの壁崩壊、11月17日のプラハにおけるビロード(ベルベット)革命からちょうど30周年を迎えた2つの街を訪ねました。写真を撮った中からいくつかを紹介します。

Brandenburger Tor ブランデンブルク門周辺とオリンピックスタジアム

東西冷戦の象徴で、ベルリンの壁崩壊で良く知られたブランデンブルク門には、数日前から旧西ベルリン側にステージ設置工事がおこなわれていました。その前には、メッセージの書かれた短冊のような吹き流しが長く伸びていました。11月9日の壁崩壊30周年の記念日は土曜日で、朝から氷雨でした。コンサートなどの大イベントも開かれたようです。旧東側からはステージ側には入場できませんでした。すぐ脇には、ユダヤ人追悼記念碑モニュメントもあります。

私は、オリンピックスタジアムで行われたブンテスリーガ のヘルタ・ベルリン対RBライプツィヒの試合を観戦しました。試合前から、フィールドのセンターラインに沿って壁が作られており、みんなで壁を壊すセレモニーが繰り広げられたのがとても印象的でしたし、観客席には「壁をつくるな!」の横断幕もあり、歴史的記念日を感慨深く過ごしました。

Vazlav Namesti プラハの2019年11月17日

11月17日は日曜日。30年前のビロード革命の舞台となったプラハの目抜き通りヴァーツラフ広場は、小雨降る朝からイベントの準備が急ピッチでした。市内の何か所かにはテレビカメラが中継していたようです。ステージでは、いろんなミュージシャンの演奏や著名人たちが、この30年を振り返ってメッセージを語っていました。残念ながらチェコ語だったので全く理解できませんでしたが・・・。市内には多くの人たちが歩いていました。

広場の一番高い位置にある国立博物館には、プロジェクションマッピングでチェコの近代史が投影されていたのも、面白かったです。

また、市内にあるヴァーツラフ・ハヴェル氏のモニュメント前には、驚くほどたくさんの蝋燭が置かれていた。今もなお、根強い人気があることがわかりました。NHK Eテレの番組「100分で名著」で紹介されていた内容がとても参考になりましたね。