
都市から都市に移動する場合、鉄道好きの私にはバスでの移動は止むを得ない選択肢になってしまう。ただ、最近は欧州におけるバスのネットワークは充実し確実に便利な手段となっており、時間的にも料金的にも優位性が高くなっていると感じる。
2016年、久しぶりに欧州を旅する機会があり、プラハからライプツィヒに移動する予定を立てた(1997年は同じ区間で鉄道を利用した)。2016年の時は、鉄道移動のつもりで計画したが、夕方にライプツィヒに着く方法をネットで調べてみると、FLIXBUSという長距離バスで昼過ぎにプラハを発つ便があることが判明した。2016年は16.31€、2019年は19.90€(2,000-2,500円)と料金的にも安かった。

バス会社のサイトで予約しカード決済を済ませ、プリントアウトしておけば、乗車の際にQRコードでチェックインができた。席は自由でWi-Fiもついていた。スマホにアプリを入れれば、スマホで処理できる。手持ちのバッグの車内に持ち込みは一つだが、スーツケースは預けることができる。途中ドレスデンに停車した。鉄道だと荷物を抱えて乗り換えしなければならない。プラハ ・ライプツィヒ間の所要時間は4時間半で、ほぼ鉄道もバスも同じ時間を要するのだ。バスのシートはピッチも広く快適だった。上の写真は、プラハのフローレンツバスターミナルの券売所。


そして2019年は、ライプツィヒからプラハに向かった。バス自体は変化はなかったが、ライプツィヒ中央駅に隣接した場所に、新しいバスターミナルができており、発着所として使用されていたのだった。駅構内にも長距離バス乗り場の案内板があった。これは明らかに長距離バスの需要が増えていることを意味し、交通を取り巻く環境が大きく変わっているのを実感した。バスはライプツィヒを出るとドレスデンに途中停車する。そこでほとんどの人が下車し、プラハに向かう人たちが新たに乗車してきて満席に近くなった。交わされる言葉もドイツ語からチェコ語が多くなった。
長距離バスでの移動は便利で、個人で旅行する場合にはバスの利用も選択肢として視野に入れてみたい。
